読み物

2020/01/15 06:58

第3章では、なぜ庄内百貨店を立ち上げるまで至ったのかをお話しさせて頂きます。


一番大きかったのは、「マイプロ部in鶴岡2018」というプロジェクトに参加したことでした。

そこで、庄内こ事細かい農産物の生産状況や、産直などの消費状況をリアルタイムで知ることができたことがキッカケです。

そこでわかったことが、自分も知らない〝隠れた名品〟や〝埋もれつつある特産品〟が数多くある現状でした。

それと同時に、地元で生まれ育った若い人達が、首都圏に一旦は出たものの、再び地元に帰ってきて、地元の伝統や文化を伝えようとしている姿がありました。

その姿に深く感銘を受け、自分は果たして何か故郷の為に還元しているのだろうか? と自問自答しました。


そこで自分のちっぽけな脳みそをフル回転して考えだしたのが、「庄内百貨店」でした。

〝つくる側〟と〝つかう側〟の真ん中に立ち、その両方を結びつけ、四方八方の縁を繋ぎ合わせていければ、伝統や文化など様々なストーリーをまだ誰も知らない視点で伝えられるのではないか!?

まだ見ぬ魅力ある商品が生まれるのではないか!?

そう思いました。


庄内百貨店のコンセプトは

〝日本一小さな百貨店〟です。

衰退しつつある百貨店の新しいあり方を示していけたらと思っています。

死ぬ気で頑張ります!!